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江副式教授法
見える日本語・見せる日本語

これまで全く日本語に接することのなかった外国人に日本語を教えるためには、日本人に国語を教える場合とは異なる、新しいアプローチが必要となります。

新宿日本語学校では、設立以来35年にわたる研究から、日本語の特徴である「助詞」に着目。品詞を形状や色で区別した「重箱カード」を使用し、文法を可視化させています。

この教授法は「始めての日本語のための日本語教授法」として注目され、外国人向けの教授法にとどまらず、国内の多くの小学校やろう学校でも取り入れるところが増えています。

日本語の可視化 ~日本語の助詞は二列~

 「江副式教授法」を使ったわかりやすい教え方 


江副式教授法は、外国人に日本語を教える際、言葉での説明のみに頼らず、視覚に訴えた教授法であることに特徴があります。直観的に助詞や文法構造が理解できるように、品詞を形状や色で区別して文法を可視化させています。

①「鳥は空を飛ぶ」のような通過の「を」は左から右に通る矢印の形で表します。

②「バスを降りる」や「大学を卒業する」のように離脱の「を」を表すときは、片方を隠し、「離れる形」だけが見えるようにします。

③「ご飯を食べる」のように対象を示す場合は、両方を隠し、対象をつかむ形にします。

江副式教授法は、「日本語の助詞は二列」と教えるところにも大きな特徴があります。「関係助詞」と「選択と並列の助詞」で成り立つ「二列の助詞」を軸に、下図のように色分けされたカードを並べることで、文の構造が「見える」ようにしています。(『日本語の助詞は二列』江副隆秀著・創拓社・2007より)
ピンクのカードは時間などを、黄色のカードは名詞を、緑のカードは動詞を表しています。

江副式教授法の実践例 ~ろう学校での授業~

いま全国の教育現場で、江副式教授法を使った、「見える日本語見せる日本語」を授業に取り入れる学校が増えています。


この学校では、市販の付箋紙を使って、
江副文法を学習しています。

>> ろう教育への取り組みはこちら

 
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